APL1101がAMED「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」に採択

2025年3月12日 – Atransen Pharma株式会社(本社:大阪府、代表取締役:浅野智之、以下「当社」)は、このたび当社の開発パイプラインであるAPL1101が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」に採択されたことをお知らせいたします。

令和6年度 「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」(第7回)の採択課題について

本事業に採択されたプログラム「アミノ酸トランスポーターのロッキング阻害による革新的な新規抗がん剤の開発」は、APL1101を基盤とした新規がん治療薬の研究開発を加速するものです。APL1101は、LAT1(L-type amino acid transporter 1)を標的とする革新的な創薬パイプラインであり、特定のがん種や難治性疾患に対する新たな治療選択肢となる可能性を有しています。本事業への採択により、当社はさらなる研究開発の加速と、非臨床・臨床開発の推進を図ります。

AMEDの「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」は、日本の創薬ベンチャーが持続的に成長し、革新的な医薬品の開発を推進できる環境を整備することを目的とした支援プログラムです。今回の採択は、当社が進めてきたAPL1101の研究開発の成果が評価されたものであり、今後の臨床開発フェーズへの移行に向けた大きな一歩となります。

本申請および採択にあたり、リードインベスターおよびフォローインベスターとしてAMED認定ベンチャーキャピタル(VC)2社からの支援を受けており、現在、これらの投資家との協力のもと、資金調達を進めています。両VCは、バイオテクノロジーおよび創薬分野において豊富な経験と実績を有し、当社の成長を支える重要なパートナーです。今後も投資家やパートナー企業との連携を深めながら、APL1101の開発を推進し、グローバル市場における競争力を高めてまいります。
Atransen Pharmaは、「未だ満たされていない医療ニーズに応える」というミッションのもと、革新的な創薬を推進し、患者さんのQOL向上に貢献することを目指しております。今後もAPL1101をはじめとするパイプラインの開発を加速させ、世界中の患者さんに新たな治療オプションを提供するために尽力してまいります。

【Atransen Pharma株式会社について】
Atransen Pharmaは、LAT1を標的とした新規医薬品の研究開発を行う創薬ベンチャーです。革新的な技術と科学的知見を活用し、がんや難治性疾患に対する治療法を創出することを目指しています。

【本件に関するお問い合わせ】
Atransen Pharma株式会社
 メール:admin@atransen.com
 Webサイト:www.atransen.com